ゴールから逆算する力
14年半連続増益というアメリカ企業史上空前の記録を打ち立てた実業家、ハロルド・ジェニーンさんの言葉です。
『本を読むときは、始めから終わりへと読む。ビジネスの経営はそれとは逆だ。終わりから始めて、そこに到達するためにできるかぎりのことをする』
トレードも全く同じです。
多くの人は、始まりから考えてしまいます。
「さあ、エントリーしよう」
「どのポイントで入ろう」と。
でも、本当に大切なのは、その先にあるゴールなんです。
最高のエントリーポイントはどこか?と躍起になってしまいがちですが、考えてみてください。
そのエントリーポイントは、本当に良いエントリーポイントですか?
違うんです。
ゴール(決済ポイント)があって、初めてそれは良いエントリーポイントと呼べるんです。
これはもっと大きな話にもつながります。
すべてのものは、まず頭の中で創造されます。
その次に、実際の形として創造されるんです。
料理をするときを思い出してください。
「何か作ろうか」と始める人はいません。
「カレーを作ろう」
「味噌汁を作ろう」
と、先にゴールを決めてから、そこに向かって材料を揃え、調理を始めるんです。
もし、エントリーしてから決済を決めているのであれば、それはカレーを作っているつもりから、気づいたら肉じゃがになるようなものです。
何とも危険ですよね。
だからこそ、トレードも同じ原則を当てはめるべきなんです。
エントリーする前に、まずこう問いかけてください。
「どこまで利益を狙うのか?」
「どこで損を確定するのか?」
「リスクリワードはいくつか?」
これらが全て決まってから、初めてエントリーボタンを押すんです。
ゴールから逆算する力。
終わりから始める思考。
これは単なるテクニックではなく、人生そのものに通じる知恵だと僕は思っています。
始まりばかり見ていないか?
終わりを先に決めているか?
ハロルド・ジェニーンさんが14年半連続増益を成し遂げたのは、このシンプルで強力な原則があったからです。
僕たちも、この逆算思考を身につければ、必ず道は開けます。
