「反応と対応」
今日は、なぜかやってしまう行動について話していこうと思います。
感情的に反応すれば、状況にコントロールされます。
一方、理性的に対応すれば、自分をコントロールすることができます。
人間は自分の支配者です。
自分を支配して、不利な状況でも有利に変えることができます。
ここで、皆さんに質問です。
あなたがトレードで、一番感情が動くのはいつですか?
おそらく多くの方が「損切りした時」、その次が「利確した時」ではないでしょうか。
特に損切りの瞬間は、頭では分かっていても、やってはいけない行動をとってしまう。
そんな経験、あるかもしれませんね。
ではなんで、ダメだとわかっているのに、そんな行動をとってしまうのか?
それは、損切りに対して「対応」しているのでなく、「反応」してしまい、感情にコントロールされてしまっているからなんです。
感情脳(爬虫類脳)と言われる部分が働いている状態です。
お腹が空いたから目の前のお菓子を食べる、喉が渇いたからコーラを飲む、眠いから寝る…
といったように、感情が優先して行動している状態ですね。
では、どうすればいいのか?
まず、損切りした時の自分の感情、取っている行動を客観視することから始めてみてください。
「あ、今心臓がバクバクしているな」
「リベンジトレードで取り返したいと感じているな」
「決済をもう少し我慢すればよかったな」
こんな風に、まずは自分を分析し、知ることです。
いつも言っていることですが、『自分を理解すること』が全ての始まりなんです。
その上で、一人ひとりに合った解決策、対応策を作っていく。
他人のアドバイスも有用ですが、やはり自分に特化したものにはかないません。
トレードを続けていれば、色んな壁が現れてきます。
それは成長の証でもあります!
僕の経験からアドバイスできることも少なからずあるかもしれません。
もし乗り越えることに苦戦しているようでしたら、遠慮なくご相談ください。
一緒に解決策を見つけていきましょう。
